キムチのミズノ誕生秘話

「キムチのミズノ」のキムチは先祖代々から伝わっております。

一番左が幼少の頃のおかんです。一番右がおかんの祖母です。おかんは祖母からキムチ作りを学びました。


「キムチのミズノ」のキムチは、もともと韓国から日本に来た祖母から母(おかん)が
キムチ作りを教わっていたものです(母は在日韓国人二世です)。キムチは日本の漬け
物や味噌汁と同じく各家庭により作り方や味は様々ですが、母は先祖から伝わるキムチ
作りを守りながら、自分の味付けもプラスしたキムチを作っています。

お店を始める前までキムチは家庭の中だけで作って食べていた家庭の味そのものでした。
亡くなった父は、味にうるさい人だったため(キムチについては特に)、父に喜んでもら
えるように母は自分なりに工夫をしたキムチを一生懸命作っていたそうです。

「キムチのミズノ」は、父を亡くしたことで、元気をなくし生き甲斐を失いかけていた母に、
ふとしたきっかけでパソコンを手にした私三男(植光)が、「キムチを作ってインターネットで
売ってみたらどう?」と言ったのが始まりでした。まだインターネットショッピングが盛んでない、1997年の10月の事です。


母はキムチなら自分の出来る事、自分の生き甲斐になるのではと思いました。
正直言ってはじめはあまり売れませんでした。初めて注文が来たときは、おかんとパソコンの前で
小躍りしたものです。

その後、口コミで徐々に噂が広がり、今では日本全国から注文届くようになりました。
母は味には妥協を許さない人で、唐辛子、あみエビなどを直接韓国まで行って仕入れをしています。
白菜は日本産の鮮度の良いものを季節に合わせて各産地の一番良い品を仕入れるというこだわりようです。

キムチのミズノのキムチは「本場韓国の味」というよりは「おかんの味」です。
ぜひ一度ご賞味下さい。